2015年1月20日火曜日

阪神・淡路大震災から20年

公明新聞:2015年1月18日(日)付
追悼式典で献花を行う赤羽氏ら=17日 神戸市追悼式典で献花を行う赤羽氏(右から2人目)ら=17日 神戸市
赤羽氏、山本(香)さんら
追悼式典に出席し献花
阪神・淡路大震災から20年
阪神・淡路大震災から20年を迎えた17日、天皇、皇后両陛下が出席され、兵庫県などが主催の追悼式典が神戸市中央区の県公館(本会場)と「人と防災未来センター」慰霊モニュメント前を中継で結び、開催された。公明党を代表し赤羽一嘉衆院議員(党兵庫県本部代表)、山本香苗厚生労働副大臣(参院議員)をはじめ、浮島智子、中野洋昌、濱村進の各衆院議員らが出席し黙とう、献花した。

式典では、震災の年に誕生した新成人の代表が追悼の灯りを点火。主催者を代表し、井戸敏三知事が、震災の教訓を生かした減災社会の実現こそが、「被災地・兵庫の責務であり、犠牲になった方々に報いる道だ」と決意を語ったのに続いて、来賓を代表して山谷えり子防災担当相が追悼の辞を述べた。

遺族を代表し、神戸市東灘区で被災し実母を亡くした小河昌江さん(51)があいさつした後、神戸市立小学校の児童と、東日本大震災の被災地・宮城県七ヶ浜町の児童が献唱曲「しあわせ運べるように」を2会場で同時に合唱。指揮は、県立芸術文化センター芸術監督の佐渡裕さんが務めた。

人と防災未来センターの河田惠昭センター長が「震災の教訓は安全・安心な社会につながる知恵」として、国内外、次世代に発信し続ける決意を込めた「1.17ひょうご安全の日宣言」を読み上げた。