2015年4月14日火曜日

福井県若狭町常神半島


福井県若狭町の常神半島は、台風などで土砂災害が発生するたびに、小川、神子、常神の3つの集落が孤立していました。
2年前の台風18号では、1ヶ月以上約500人が孤立。その状況を、常神半島で民宿を営んでおられる池上さんの手引きで、石橋県代表と小堀若狭町会議員と船にのって視察へ。住民の皆様から「今まで何度も孤立状態になっている。高齢化も進み、このままでは生活が成り立たない。今まで何度もお願いしてきたが、ダメだった。何とか抜本的な対策としてトンネルを作ってもらいたい。」との切実な要望を受け、福井県や太田国土交通大臣、当時の高木国土交通副大臣に強く要請してきました。
 その結果、まずは昨年7月、待望の小川~神子間をつなぐ神子トンネルが完成。そして、この度、常神~神子、小川~遊子の2区間を一つの事業として「社会基盤の計画的な保全による安全で安心な暮らしと環境を支える地域づくり」の整備計画に新たな要素事業として追加され、平成27年度から事業着手される見込みとなりました。
福井県の事業ですので、福井県議会でこの6月に予算が承認されることが必要ですが、ようやくここまできました。完成までには、実施設計等まだまだ時間がかかりますが、石橋県代表の後を継ぎ、この度の選挙で初当選した西本県会議員とともに、できる限り早く実現出来るよう、これからも全力で頑張って参ります!
 
石橋県代表には本件のみならず、いろんな場面で、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。京都大学の先輩にもあたり、いつも心やすく相談に乗って頂きました。この場をお借りしまして、改めて心より厚く御礼申し上げます。

※写真は2013年常神半島視察時