2016年8月10日水曜日

◆プロップステーションのナミねえから

この度の津久井やまゆり園で入所されていた19人の方々が殺害された非道な事件を受け、厚生労働省は10日、有識者らによる検証チームの初会合を開催しました。 

改めてこの事件でお亡くなりになられた方々、ご遺族に心から哀悼の意を表しますとともに、入所されている方々、ご家族に心からお見舞い申し上げます。

今回の事件後、この問題にどう向き合っていくべきなのか、二度と起こさないようにするためにはどうすべきなのか、深く思い悩んでいました。「措置入院をなぜ解除したのか」「措置解除は適切だったのか」といった議論ばかりがなされていることに違和感を感じていた中、プロップステーションのナミねえから今回の事件について「読売新聞オンラインに寄稿したので読んで」と連絡を頂きました。是非多くの皆様に読んで頂きたいと思います。
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160809-OYT8T50005.html

「障害のあるなしにかかわらず、ともに支え合い、尊重し合いながら生きていく社会、共生社会の実現」こそが今回の事件を二度と起こさせないことにつながっていくのであり、この共通理解が再発防止策の大前提です。

是非とも上記検証チームにおいても、こうした大前提を踏まえた再発防止策を議論して頂きたいと強く期待しています。