兵庫県立リハビリテーション中央病院内のロボットリハビリテーションセンターを視察。このセンターでは、最先端のロボットリハビリが行われており、皮膚の電気を感知し、手が開閉し、物をつかむことができる筋電義手が導入され、世界で初めて成人のための筋電義手訓練マニュアルを作成。筋電義手装着者の8-9割が仕事に復帰できているそうです。
また、全国で唯一、小児筋電義手を開発、製造し、訓練しています。小児筋電義手については、平成14年からスタートし、現時点で50例。生後半年から10ヶ月ぐらいから装着・訓練をはじめることにより上手に筋電義手をつけて、学校等に通っているとのこと。
視察した際に行われていた運動会では、こどもたちが上手に筋電義手を使いこなし、兄弟等と一緒に玉入れ等に参加していました。
しかし、筋電義手は1つ100万円から150万円。成長に伴い、何度も替えなければならず、負担がかなり大きい。こうしたことから広く寄付を集めるための小児筋電義手バンクを設立。兵庫県もふるさと納税で応援しています。
この他にも、筋肉の信号(筋電信号)や、音声、脳波等生体信号で家電を操作できる仕組みなどについても視察させて頂きました。
こうした取り組みは、高齢者や障害のある人を含め全ての人々がイキイキと生活するために極めて有効な手段です。しっかり進めていきたいと思います。
但馬から駆けつけてきてくださった井戸知事はじめ県職員の皆様、陳ロボットリハビリテーションセンター長はじめセンターの皆様、本当にありがとうございました。
兵庫県本部からも赤羽代表、芦田県会議員、ありがとうございました。
そして何よりも、センターの取り組みをご紹介頂き、忙しい中、同席頂きましたナミねぇ、ありがとうございました!