大阪市北区、中央区で、ホームレス支援をしているNPO法人Homedoorに島田まり、則清ナヲミ両大阪市議とともに視察に行って来ました!
Homedoor理事長の川口加奈さんは、14歳の時からホームレスのおっちゃんたちに出会い、ホームレス支援に携わり、ホームレス状態を生み出さない日本をとの思いで19歳の時にNPO法人を立ち上げたとのこと。
路上からの出口づくり、入り口封じ、啓発活動の三本柱で、就労支援、生活支援、誰もがアクセスできる相談窓口を設けるなど当事者のニーズに基づいた支援が行われています。
結果、就労支援では3年間でのべ140名への就労支援を実施し、現在は50名の方が得意の自転車修理技術を生かしたシェアサイクル事業(HUBchari
事業)等で働いています。HUBchariは雇用の場を生み出すともに、ホームレスのおっちゃんたちに放置自転車問題解決の担い手という使命を与えていま
す。
実際、HUBchariのポートの一つに足を運んでみました。そこでは65歳のSさんが働いておられました。Sさんは元々は安定した仕事についていたけれ ども、介護離職せざるをえなくなった後、様々事情があって、家を出て2年半余り路上生活をしていたとのこと。今は自転車修理をしながら、家も借りれたそう で、「とても快適だ」と話しておられる姿がとても印象的でした。素敵でした。
ホームレスといえば、中高年というイメージがあるかもしれませんが、最近は若者ホームレスが増えており、若者ホームレスの3人に一人はひとり親家庭で育 ち、養護施設で育った人も1割いるとの話も伺いました。家族関係で家にいられなくなり、20代でホームレスなっている人も支援されたことがあるそうです。
川口さんたちは、今後は困ったらあそこ!という駆込み施設を作りたいと考えているとのこと。このように当事者のニーズを基に事業を考え、実施している民間団体と行政がもっと連携し、より良いホームレス支援を実現しなければならないと強く思いました。
川口加奈さんはじめHomedoorの皆さん、本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
実際、HUBchariのポートの一つに足を運んでみました。そこでは65歳のSさんが働いておられました。Sさんは元々は安定した仕事についていたけれ ども、介護離職せざるをえなくなった後、様々事情があって、家を出て2年半余り路上生活をしていたとのこと。今は自転車修理をしながら、家も借りれたそう で、「とても快適だ」と話しておられる姿がとても印象的でした。素敵でした。
ホームレスといえば、中高年というイメージがあるかもしれませんが、最近は若者ホームレスが増えており、若者ホームレスの3人に一人はひとり親家庭で育 ち、養護施設で育った人も1割いるとの話も伺いました。家族関係で家にいられなくなり、20代でホームレスなっている人も支援されたことがあるそうです。
川口さんたちは、今後は困ったらあそこ!という駆込み施設を作りたいと考えているとのこと。このように当事者のニーズを基に事業を考え、実施している民間団体と行政がもっと連携し、より良いホームレス支援を実現しなければならないと強く思いました。
川口加奈さんはじめHomedoorの皆さん、本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。