2017年6月13日火曜日

◇児童福祉法は私にとってとても思い入れの強い法律です。

 
参議院厚生労働委員会で児童福祉法改正案について50分間質疑。

 児童福祉法は私にとってとても思い入れの強い法律です。

 子どもと家庭を巡る状況が複雑化、多様化する中、従来の制度や枠組みのままでは対応できないことはわかっていながらも、予算も人材もないため、抜本的な見直しに消極的な役所の対応に対し、塩崎大臣のリーダーシップで、平成27年9月、専門委員会を設置。このとき、副大臣として本当に良い経験をさせて頂いたと心から感謝しています。

 その後、先の国会では子どもの権利を初めて法律上明確に位置付ける、特別養子縁組の推進を明記する等の抜本的な見直し、そして今回は、司法関与を強化する法案と2年連続で児童福祉法改正が行われることとなりました。

 しかし、まだ課題は残されています。悲惨な児童虐待事件は後を絶ちません。支援を必要としながら、支援につながっていない子どもは沢山います。

 現在、4つの検討会が動いていますが、その一つの特別養子縁組のあり方検討会も重要です。今日の委員会でも大臣より特別養子縁組の年齢制限等様々な課題等具体的に列挙され、来年も児童福祉法を改正したいという答弁があり、委員席から拍手。珍しいことです。

 私も引き続き全力で頑張って行きたいと思います。