2015年2月14日土曜日

新生児の里親委託を

公明新聞:2015年2月10日(火)付
遊戯治療室で担当者から説明を受ける山本厚労副大臣ら=9日 名古屋市遊戯治療室で担当者から説明を受ける山本厚労副大臣(中央)ら=9日 名古屋市
愛知県相談センター視察
山本副大臣ら
山本香苗厚生労働副大臣(公明党)は9日、名古屋市の愛知県中央児童・障害者相談センター(前田清センター長)を訪れ、同県が進める「新生児里親委託」について関係者と意見交換した。公明党の荒木清寛参院議員、伊藤渉衆院議員のほか、小島たけゆき、市川ひでお、いぬかい明佳の各県議(いずれも県議選予定候補)が同行した。

新生児里親委託とは、特別養子縁組を前提として新生児(生後4週間に満たない乳児)の里親委託を行うもの。社会的養護が必要な子どもに対して、生まれてすぐ里親家庭で育てる取り組みは、児童虐待防止などの効果が期待され、全国的に注目を集めている。同センターは、里親と社会的養護が必要な子どもをつなぐ役割も担っている。

一行は、センター内の親子で遊べる「遊戯治療室」などを見て回った。山本副大臣は「子どもの命を守る上で、全国に先駆けた重要な取り組みだ」と語った。