2015年9月28日月曜日

2015年9月28日、秋田県湯沢市へ

 
2015年9月28日、秋田県湯沢市へ。湯沢市は秋田県内で唯一、生活困窮者自立支援制度のモデル事業を実施し、今年4月から着実に事業が実施されています。
 
生活困窮者自立支援制度においては、何よりも地域支援体制作りが重要です。湯沢市では、様々な機関や団体がつながり、ネットワークを作ることにより「抜け、もれ」のない情報が入る仕組みとなっています。こうした体制があることにより、支援を必要としている人にアウトリーチすることができ、かつ課題やニーズが「見える化」することにより、関係者で必要な支援について共通認識を持つことができるため、速やかに対処できるといったお話を伺いました。

今後は、ライフステージによって必要な支援が切れ目なく受けられるようにするための支援センター構想もお考えになっているとのこと。現行制度においては、妊娠期、子育て、青年期、高齢期等々年齢事によって支援機関や制度が区切られています。制度の狭間を埋め、着実に支援につなげていく取組に今後も注目です。

これらの構想には、昨年度末まで厚労省で生活困窮者自立支援制度を担当する部署で頑張って下さっていた佐藤博さんが裏方で頑張って下さっています。湯沢市の取組が秋田県内の他の自治体でも実施できるよう、地方議員の皆さんとも頑張って行きたいと思います。

その他、湯沢市には、政府の「地方創生人材支援制度」によって総務省から藤井延之さんが今年の4月から副市長として派遣されています。今週末の全国まるごとうどんエキスポでは、ラップも披露される予定だそうです。若手職員たちともしっかり交流しながら、地方創生に体を張って挑む副市長にも乞うご期待。
http://www.udonexpo.net/

齋藤市長、藤井副市長、奥山部長、八柳次長はじめ市役所の皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。