長時間労働の削減や過重労働による健康障害の防止等、長時間労働対策の強化は喫緊の課題。
このため、昨年9月、塩崎厚生労働大臣を本部長とする「長時間労働削減推進本部」を立ち上げ、これまで厚生労働省を挙げて、集中的な監督指導や働き方の見 直しに向けた企業への働きかけなどの取組を進めて参りました。また、1月より、大阪労働局も含め、全国の労働基準監督署において、時間外労働が月100時 間を超える事業場に対する監督指導の徹底等に精力的に取り組んで頂いているところであります。そして、この4月1日には、東京労働局と大阪労働局に過重労働を専門的に取り締まる特別チーム、通称「かとく」を設置させて頂きました。
そのため、今日は大臣からの指示で大阪労働局へ。大阪労働局の過重労働撲滅対策及び司法処理の取組状況、また「かとく」の取組状況について報告を頂きまし た。大阪労働局は平成26年度は全国一の送検実績をあげており、「かとく」も発足後間もないにもかかわらず、すでに広域捜査も始まっています。
違法な長時間労働の削減、健康障害防止のための過重労働の撲滅に、果敢に、全力で取り組み、働く人が安心して働けるよう成果をあげてもらいたいと心から期待しています。